•••••オリンピックパラリンピック聖火トーチもっと詳しく知りたい!「東京2020大会のアーカイブ資産等」https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/tokyo2020archive.htmlもっと詳しく知りたい!「TOKYO 2020シティキャスト 活動記録」https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/taikaijyunbi/houkoku/citycast/index.html「東京ボランティアレガシーネットワーク」https://www.tokyo-vln.jp/Photo by Tokyo 2020アーカイブ資産の活用オリンピック・パラリンピックは単なる一過性のスポーツイベントではなく、社会を大きく変化させる可能性を秘めた一大事業であるボランティア文化の定着ボランティア文化が日本に根付く、大きな転機に•今後の都政に活かす大会の成果を将来にわたって最大限に活かしていくために、大会の準備、開催の過程で作成された物品、文書等の資産をアーカイブ資産として適切に保存・管理・利活用していくことが重要となる。日々増え続ける物品、文書等を保存・管理していくには大会準備の初期段階から取り組まなければならない一方、その量が膨大であること、全ての権利をIOC/IPCが留保しているという特殊事情から、関係者間の協議は難航した。結果として、IOC、IPC、組織委員会、JOC、JPC、東京都の6者でのアーカイブ資産協定締結はオリンピック閉会日の2021年8月8日となった。都は協定に基づき、メダル、聖火トーチ、表彰台、競技用備品等多くの現物資産と一般公開可能な文書資産を受け入れた。一年の延期を経てほぼ無観客開催となった東京2020大会にとって、これらアーカイブ資産を広く都民・国民に公開していくことは過去大会以上の意義を持っており、都有施設やイベントでの展示、図書館での閲覧のほか、デジタルアーカイブとしてウェブ公開も行うこととしている。フィールド キャスト(大会ボランティア)7万人+シティ キャスト(都市ボランティア)1万人が大会関連ボランティアとして活動。合計8万人は、過去最大規模。新型コロナ感染症防止に配慮した、かつてなく困難度の高い大会運営の中にあって、ボランティア一人一人が生き生きと活躍する姿に、アスリートをはじめとする国内外の多くの関係者が感動し、勇気と力を得た。オリンピック・パラリンピックムーブメントの推進という共通の目的を持った関係者間でも、時に利害が対立し、協議が停滞する場面がある。それぞれの責任と役割を踏まえ、粘り強く妥協点を探ることで解決に導くことが可能となる。大会時に登録した多くのボランティアの方々が引き続き「東京ボランティアレガシーネットワーク」に登録ボランティア活動を通じ、一人一人が力を発揮し、輝く社会の実現を推進31「レガシー設置物の設置状況」https://www.sports-tokyo-info.metro.tokyo.lg.jp/1yearanniversary/tonai_legacy_installation.html
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