•新型コロナウイルス感染症の影響により、東京2020大会は1年延期され、TTFのプログラムもほとんどが延期となった。また、国内外から多くの人を集めることも難しくなり、積極的なプロモーション活動も控えざるを得ないなど困難な状況が続いたが、感染対策を徹底しながら、オンラインの活用など工夫を凝らし、ほとんどのプログラムをやりきることができた。https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/taikaijyunbi/houkoku/index.html#sosiもっと詳しく知りたい!「 東京文化戦略2030」https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/bunka/bunka_seisaku/houshin_torikumi/0000001668.html■■■■■■■■■■■■■文化プログラムの展開困難な状況下でも知恵を絞ってTokyo TokyoFESTIVALの各プログラムを展開「東京2020文化オリンピアードレポート」今後の都政に活かす 様々な組織・団体が主体的に参画する活動を後押しし、文化のほかスポーツや持続可能性など様々な分野でレガシーを遺すため「東京2020参画プログラム」を立ち上げた。この中で、都や組織委員会が主導した文化プログラムは、全国の芸術文化団体や自治体、スポンサー企業等と連携することができ、新たなパートナーシップが生まれた。コロナ禍でもイベントのオンライン開催を実現させるなど、多様な人々がアートや文化に触れ、日本文化を再認識する機会となった。•都は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を契機に、東京の芸術文化の魅力を高め、力強く発信することを目指し、リオデジャネイロ2016大会後から2021年の東京2020大会終了までの期間に、Tokyo TokyoFESTIVAL(TTF)と銘打った独自の文化プログラムを展開した。組織委員会における文化プログラム・現場で判断する力が養われたことがレガシーになった。今後都をよくする施策のために活かしていきたい。・64年大会のことを今も語っている方々がいるように、今の子供たちが何十年後もオリ・パラの話をしてくれるよう取組みたい。TTFの実施を通じて、誰もが芸術文化に気軽に触れられる環境が整い始めてきた。これらの取組やコロナ禍での知見・経験を踏まえ、2022年3月に「東京文化戦略2030」を策定。この戦略を実行し「芸術文化で躍動する都市東京」を実現していく。37「Tokyo Tokyo FESTIVALの 総括及びレガシーについて」https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/bunka/bunka_seisaku/files/0000001173/houkokusyo.pdf
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