東京は2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補都市に選定されました!

2012年5月24日

2020年大会

ケベックシティ(カナダ)で5月23日(日本時間5月24日朝)に開催されたIOC理事会において2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補都市の一つとして東京が選定されました。  
これを受けて、関係者のコメントを下記のとおり発表いたします。

石原慎太郎 東京都知事/招致委員会会長

2020年オリンピック・パラリンピック競技大会招致に当たり、東京がIOC理事会より立候補都市に選定されたことを心より誇りに思います。オリンピック・パラリンピックの日本開催は、東日本大震災からの我が国の復興と、世界中の国から支援を寄せていただいた方々への感謝の気持ちを表し、スポーツの持つ力が困難に直面している人々をいかに励まし、勇気づけるかを示すものとなります。  
今後、招致活動は新たなステージに入りますが、日本の未来のため、国、経済界、スポーツ界はじめ、全国のみなさまの力を結集し、オールジャパンでの取組みにより、必ずや2020年東京オリンピック・パラリンピックを実現いたします。

竹田恆和 招致委員会理事長

東京が2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補都市に選ばれたこと、大変喜ばしく思うとともに、選定にあたられたIOC国際オリンピック委員会の関係者の皆様に感謝いたします。また、昨年9月の招致委員会設立以降素晴らしい開催計画を作り上げていただいた関係者の皆様のこれまでの招致活動へのご尽力に心より感謝申し上げます。  
スポーツの力を通じて世界の人々に夢、勇気、希望を届けたいという想いとともに、開催都市が決まる来年9月7日まで、これまで以上に招致活動へ一層力を注いで参ります。また、日本招致実現のためには、国民の皆様のご支持が大変重要になって参ります。大会開催意義に是非ともご賛同いただき、これまで以上に皆様のご支援を賜れますようよろしくお願い申し上げます。

野田佳彦 内閣総理大臣/招致委員会評議会最高顧問

このたび、平成32(2020)年オリンピック・パラリンピック競技大会の立候補都市として、東京都が承認されたことは、日本にとって誠に喜ばしいことである。  
オリンピック・パラリンピックの開催は、国際親善、スポーツの振興等の大きな意義を有するものであり、東日本大震災からの復興を示すものともなる。  
日本政府は、大会招致を全面的に支援し、我が国での大会開催をぜひとも実現させたいと考えている。

平野博文 文部科学大臣/招致委員会評議会特別顧問

このたび、ケベック(カナダ)で開催された国際オリンピック委員会(IOC)理事会において、東京都が平成32年(2020年)第32回オリンピック競技大会・第16回パラリンピック競技大会の立候補都市として承認されたことは、誠に喜ばしいことであります。  
今回の承認は、東京都をはじめとする関係者の皆様の熱意のたまものであり、世界一コンパクトなオリンピックを目指すコンセプトや我が国で過去に行われた多くの国際競技大会の開催実績が示す大会運営能力などが高く評価された結果であると考えます。  また、このオリンピック・パラリンピック開催は、東日本大震災からの復興を示すものともなると考えております。  
文部科学省としては、同大会の日本開催が実現するよう、開催都市が決定される来年9月開催予定の国際オリンピック委員会(IOC)総会に向け、東京都を中心に、日本オリンピック委員会(JOC)と国が三位一体となって、引き続きしっかりと招致活動に取り組んでまいりたいと考えております。  今後とも、引き続き国民の皆様のご理解・御支援をよろしくお願い申し上げます。

本件に関するお問い合わせ

(特非)東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会 戦略広報部  
電話 03-6279-0049  
ファクス 03-6279-0157  
Eメール pressoffice@tokyo2020.jp
東京都スポーツ振興局招致推進部招致推進課  電話 03-5388-2873

2020年オリンピック・パラリンピック競技大会 招致について

 東京都と公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)は、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の招致へ向け、2011年8月、国際オリンピック委員会(IOC)へ立候補を申請。9月15日、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の第1回理事会が開催され、招致委員会は具体的な招致活動の戦略策定に着手しました。  2012年2月、東京を含む、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の5都市が、IOCへ計画を記した「Application File(申請ファイル)」を提出。IOCはこのファイルを基に2012年5月23日(日本時間5月24日)に開催された理事会で(一定の開催能力・要件を満たした)「立候補都市」を選出しました。 「立候補都市」は2013年1月7日までに、「Candidature File(立候補ファイル)」を提出。その後、IOC評価委員会による各都市訪問、各種国際会議におけるプレゼンテーション(予定)等を経て、2013年9月7日(日本時間9月8日)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)で開催される第125回IOC総会にてIOC委員の投票により、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が決定します。

問い合わせ先 (特非)東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会戦略広報部  電話 03-6279-0049
スポーツ振興局招致推進部招致推進課  電話 03-5388-2873