東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のマラソン・競歩の変更計画発表に対する知事コメント

2019年10月16日

2020年大会

10月16日、IOCは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のマラソン・競歩の変更に関する計画を発表しました。
これを受けて、知事のコメントを下記のとおり、お知らせいたします。

東京都知事 小池百合子

この度、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のマラソン・競歩の変更に関する計画が、唐突な形で発表されました。
このような進め方については、多くの課題を残すものであります。
言うまでもなく、アスリート・ファーストの観点は非常に重要であり、東京都は組織委員会とも連携して、ハード・ソフト両面から様々な暑さ対策を講じてまいりました。
マラソン・競歩のコースや開始時間は、開催都市である東京都、大会運営の主体となる組織委員会が、IOCやIF、関係団体と協議しながら決定してまいりました。
それだけに、今回の突然の変更には、驚きを感じるところです。
今後、各自治体が準備に励んできたところでもあり、組織委員会とも連携しながら、都民をはじめ、多くの関係者に対する十分な説明を求めます。
今月末に開催される調整委員会での協議には、地元自治体などと協力し、対応いたします。
東京2020大会の成功に向けて、引き続き努めてまいります。