大会時に想定される交通混雑を回避し、企業活動を維持するための方策をまとめて頂くものが、「2020アクションプラン」です。
◆ 対応可能な対策から取組項目を抽出してください。
◆ 社内で取組が実施できるように、準備をお願いします。
「2020アクションプラン」の取組項目の例
- 【事業関係】大会期間中は、会議・イベント等は原則開催しない
(年度内で時期を変更する等、予め代替措置を検討) - 【働き方】 大会期間中の夏期休暇・有給休暇の取得奨励、
時差出勤・テレワークの実施、
サテライトオフィスの活用、ボランティア休暇制度の導入 - 【通勤関係】従業員の一定割合を時差出勤
- 【物流関係】同業種や近接エリアでの共同物流の実施
〔 2020アクションプラン説明動画(2分) 〕
「都庁2020アクションプラン」について
東京オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の交通混雑緩和に向け、都庁のTDMの取組である「都庁2020アクションプラン」を作成しています。
◆Step1:対応可能な対策から取組項目の抽出(2019年1月25日公表)
◆Step2:具体的な取組内容・規模・実施期間の設定(2019年4月12日公表)(2020年2月21日更新) (2021年7月14日更新)
◆Step3:取組推進の部署等と、実施の推進・確認方法の決定(2019年7月1日公表)(2020年2月21日更新) (2021年7月14日更新)
「都庁2020アクションプラン」の実施状況について
「都庁2020アクションプラン」の結果公表について
・都庁自らが大会時の交通混雑緩和のために作成した行動計画「都庁2020アクションプラン」を策定し、
企業等の皆様に、作成ステップも含め共有することで、
大会時のアクションプラン(BCP)策定の参考にご活用頂けるよう取組んできました。
・大会時、「都庁2020アクションプラン」を基に、都庁自ら車両削減や人流抑制などの取組を
実施しましたので、取組結果を報告します。
・大会のレガシーとして、災害時、大規模イベント等での行動計画策定に、
今回のノウハウをご活用していただけるよう作成方法等も合わせて共有します。
<取組内容>
テレワーク・オフピーク通勤の実施
○原則毎日テレワークを実施
○やむを得ず出勤する必要がある場合には、オフピーク通勤(8時から10時までの出勤を回避(8時以前、10時以降の始業に分散))を徹底
※ 感染症対策、東京2020大会関連業務、ライフラインの維持等の都民サービスに従事する場合などを除く
備品やコピー用紙等の納品時期の変更
本庁や出先事業所において、実施期間中、事務用品・コピー用紙を納品しない
コピー用紙・ごみの削減
ペーパーレス化の推進、古紙等ごみの搬出前・後倒し、粗大ごみ回収時期の変更等により、ごみを削減(大会時の目標:ごみ削減約4割)
都庁発注工事の調整
施工中の道路、上下水道等の工事において、車両の現場出入り時間の調整や休工日の変更等を実施
庁有車利用の抑制
本庁や出先事業所で利用を控え、利用が必要な場合も高速道路等の利用を控える
<実績>
実施期間 テレワーク・オフピーク通勤 2021年7月19日から9月5日まで
その他 2021年7月19日から8月9日まで、8月24日から9月5日まで
詳細はこちら(東京都総務局WEBサイト)
納品回数を約4割削減(昨年同時期と比較)
約2,300回 ⇒ 約1,400回
(うちコピー用紙納品数 約6,100箱 ⇒約3,500箱
(ペーパーレスの推進や納品時期の前倒し等の実施)
本庁のごみ搬出量を約4割削減
(昨年同時期と比較)(ペーパーレスの推進、水筒・マイカップの持参推奨、実施期間中は、古紙(新聞・雑誌・段ボール等)、シュレッダーごみ等を会議室等に一時保管)
期間中に施工中の約8割の工事で取組を実施
(車両の搬入回数(資材搬入等)の減、車両の出入り時間の コアタイム外(早朝・夜間等)への振替、工事の一時休止等)
本庁の庁有車利用を約4割削減(昨年同時期と比較)
(オンライン会議への変更、出張時期の変更)
「都庁2020アクションプラン(2021.7更新)」の取組詳細
大会時の実施に向けて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の交通混雑緩和に向けた「都庁2020アクションプラン」を更新しました。
<東京2020大会スケジュール>