射撃(Shooting)

【 競技会場 : 陸上自衛隊朝霞訓練場

  • 詳 細
  • 図 解

    • 射撃

      射撃

      射撃

      【概要】
      銃器を用いて標的を撃つ、精度の高さを競う競技です。

      【ライフル射撃】
      10mから50m先にある固定された標的の中心を狙い撃ちます。

      ※ライフル
      10mの標的 直径4.55㎝
      (的の中心は地上面から1.4mの高さ)
      50mの標的 直径15.44㎝
      (的の中心は地上面から0.75mの高さ)

      ※ピストル
      50mの標的 直径50㎝
      (的の中心は地上面から0.75mの高さ)
      25mの標的 直径50㎝
      (的の中心は地上面から1.4mの高さ)
      10mの標的 直径15.55㎝
      (的の中心は地上面から1.4mの高さ)

      【クレー射撃】
      散弾銃を用いて、空中に放たれるクレーと呼ばれる素焼きの小さい皿を標的として、撃ち落とします。
      トラップ、スキート、トラップ・ミックスの3種目があります。

      ここがポイント!

      この競技は種目により、使用する銃や銃を構える姿勢、弾の数などに違いがあります。
      体力よりも精神力が必要となるスポーツです。集中力をいかに高められるかが勝負の分かれ目になります。
      ライフル射撃は中心からのわずかな弾着のずれで順位が入れ替わるという、メダルを競う経過が大変劇的な競技です。決勝では、1発ごとに点数が表示され場内にアナウンスされます。集計結果も電光掲示板で表示され、1発ごとに順位が変わるのを目の当たりにできます。観る者に試合展開がわかりやすくなっており、手に汗握る興奮を味わうことができます。
      クレー射撃は、秒速22~30mで飛ぶ標的を、秒速300m以上の散弾で撃つため、瞬時の判断力と精密な動作が要求されるスポーツです。張り詰めた緊張感の中、命中した時に標的が砕けるさまは迫力満点です。

      歴史

      ライフル射撃は、銃器の発達とともに15~16世紀のヨーロッパを中心に始まったと言われています。その後、世界各国にスポーツとしての射撃が広まり、1896年アテネ大会では正式種目として採用され、その後も1928年アムステルダム大会を除いて継続して実施されています。現在では参加国数が陸上競技に次いで多い、世界では大変ポピュラーな競技です。
      クレー射撃は、18世紀後半ヨーロッパの貴族が、当時王族しか楽しめなかった狩猟を模して、標的として鳩を放し、撃ち落としたものが始まりです。鳩の替わりに素焼きの皿(クレー)を標的として競技化したものが、現在のクレー射撃です。オリンピック競技になったのは1900年パリ大会からです。

      詳細事項



      男子女子





      種目
      50mライフル3姿勢個人
      10mエアライフル個人
      25mラピッドファイアピストル個人
      10mエアピストル個人
      トラップ
      スキート
      50mライフル3姿勢個人
      10mエアライフル個人
      25mピストル個人
      10mエアピストル個人
      トラップ
      スキート
      混合
      10mエアライフル団体
      10mエアピストル団体
      トラップ団体



      用具 【ライフル射撃】
      ライフル・ピストル(5.6㎜ 装薬弾)、エアライフル・エアピストル(4.5㎜ 空気銃弾)
      【クレー射撃】
      クレー標的(直径11㎝)、散弾銃、カートリッジ(12番径)


      種別種目予選の内容
      ライフル射撃 男子 50mライフル三姿勢(50m3×40M)
      • 伏射、立射、膝射の三姿勢
        • 各40発(10発×4シリーズ) 計120発
        • 満点1200点
      • 競技時間 三姿勢通しで2時間45分
      10mエアライフル(10mS60M)
      • 立射60発(10発×6シリーズ)、満点654.0点
      • 競技時間 1時間15分
      女子 50mライフル三姿勢(50m3×20W)
      • 伏射、立射、膝射の三姿勢
        • 各20発(10発×2シリーズ) 計60発
        • 満点600点
      • 競技時間 三姿勢通しで1時間45分
      10mエアライフル(10mS40W)
      • 立射60発(10発×6シリーズ)、満点436.0点
      • 競技時間 50分

      (混合)10mエアライフル

      ピストル射撃 男子
      ラピッドファイアピストル(25mRFPM)
      • 立射片手射60発(5発×2シリーズ×3種類×2日間)、満点600点
      • 競技時間
        • 8秒射(5発×2シリーズ)、6秒射(5発×2シリーズ)、4秒射(5発×2シリーズ)の3種類。
        • 5発を5つの標的に連続して射撃する(計30発)。
      • 2日間競技を実施し、計60発で得点を競う。
      10mエアピストル(AP60M)
      • 立射片手射60発(10発×6シリーズ)、満点600点
      • 競技時間 1時間15分
      女子 25mピストル(25mPistol60W)
      • 立射片手射60発、満点600点
      • 競技時間
        • 前半:精密射撃 5発(5分間)x6シリーズ
        • 後半:速射射撃 3秒間に1発。計30発(5発×6シリーズ)
        • インターバル7秒間(赤ランプが点灯)
      10mエアピストル(AP40W)
      • 立射片手射40発(10発×4シリーズ)、満点600点
      • 競技時間 1時間15分

      (混合)エアピストル



      決勝の内容

      ※ 1発の満点 → 10.9点
      ※ 最終得点は、決勝スコア

      【50mライフル状射】
      【50mピストル】
      【10mエアライフル】
      【10mエアピストル】

      • 3発×2シリーズ(制限時間150秒、状射だけ100秒)をまず競う。
      • 次に1発ずつ撃つ。
        • 制限時間50秒(50mライフル伏射は30秒)
      • 負け抜け方式:2発ごとに順位確定(8発目で8位確定、10発目で7位確定等)

      【50mライフル三姿勢】

      • 膝射:5発×3シリーズ(制限時間200秒)
      • 状射:5発×3シリーズ(制限時間150秒)
      • 立射:5発×2シリーズ(制限時間250秒)
      • 負け抜け方式:ここで7位・8位確定
      • 次に1発ずつ撃つ(制限時間50秒)
        • 1発ごとに順位確定(41発目で6位確定、42発目で5位確定 等)

      【25mピストル】

      • 速射射撃:5発(5ヒット満点)
      • 1発のヒットカウント
        • 10.2点以上:1
        • 10.1点以下:0
      • 5発×4シリーズ計20発のヒット数にて5位から8位を決定
      • 次に上位4名によるメダルマッチを行う。
        • ブロンズメダルマッチ:上位3位、4位による
        • ゴールドメダルマッチ:上位1位、2位による
      • 5発を1シリーズとし、シリーズ勝者に2ポイント与える、7ポイント先取制

      【ラピッドファイアピストル】

      • 4秒射:5発(5ヒット満点)
      • 1発のヒットカウント
        • 9.7点以上:1
        • 9.6点以下:0
      • 8回戦(計40発)
      • 負け抜け方式:4回戦の最下位→6位確定、5回戦の最下位→5位確定 等

      ※標的は、主として中心から10の同心円が等間隔に描かれており、中心から10点、最外周部まで1点ずつ減じて割り振られてます。
      ※試射は競技時間に含まれていません。

      トラップ








      種別種目内容
      クレー射撃 男子 トラップ

      *予選
      1日目:3ラウンド
      2日目:2ラウンド
      計 5ラウンド

      *ファイナルズ
      負け抜け方式:計50個

      ※ クレー1個の命中につき、1点。
      ※ 最終得点は、決勝スコア。
      ※ 同点の場合は、サドンデスのシュートオフで順位を決める。

      【トラップ】
      1ラウンド:クレー25個
      射台:横並びに5台
      クレー放出機:各射台の前方15mに3台(計15台)

      • 射台1か所につき、クレー1個が放たれる。
      • 5か所の射台を順にまわり、5個のクレーを撃ち落とす。これを5回くりかえす。
      • クレー1個に対して、2発まで撃つことができる。
      • 種目により決められたラウンド数を実施する。

      【スキート】
      1ラウンド:クレー25個
      射台:半円(直径36.82m)上に7台、中心に1台(計8台)
      クレー放出機:半円状に並ぶ射台の両端に2台

      • 8か所の射台を順にまわり、全部でクレー25個を撃ち落とす。
      • クレーは、放出機2台から同時に1個ずつ放たれる場合と片方のみから1個放たれる場合とがあり、射台ごとにその順番はあらかじめ決まっている。
      • 種目により決められたラウンド数を実施する。

      スキート

      *予選
      1日目:3ラウンド
      2日目:2ラウンド
      計 5ラウンド

      *ファイナルズ
      負け抜け方式:計60個

      女子

      トラップ

      *予選:3ラウンド
      *ファイナルズ
      負け抜け方式:計50個

      スキート

      *予選:3ラウンド
      *ファイナルズ
      負け抜け方式:計60個

      混合

      トラップ

      ※ クレーは、オレンジ色に着色されている。決勝ラウンドでは弾が命中して砕けると、赤色の粉末が飛散する。


(2019年4月10日 更新)

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