発側及び着側荷主、物流事業者の皆様
東京都・東京2020組織委員会・国から
荷主・物流事業者の皆様への「物流に係るご協力のお願い」(PDF)
※Request for cooperation concerning logistics during Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games[PDF]
東京2020大会期間中の交通混雑緩和に向け、発側及び着側の荷主企業と物流事業者が連携し、サプライチェーン全体での物流効率化に向けた取組実施のお願いを、東京都及び、東京2020組織委員会、農林水産省、経済産業省、国土交通省より、発出しました。
コロナ禍における都内の道路交通は、物流面では巣ごもり需要とみられる物量の地域変動や、高速道路の大型車両の利用率の低下等はあるものの、道路交通全体では、既に例年並みの交通量に回復しています。
東京2020大会は、本年7月23日(金)から開催されます。大会期間中、選手関係者は車両を使い移動することなどから、平年を上回る混雑が発生することが想定されています。
今夏に向けては、各社で取り組む感染症対策を引き続き実践していただき、大会期間中の円滑な物流を実現するとともに、大会後も持続可能な物流につなげていきたいと考えております。
このお願いについて、業界団体様から会員企業の皆様への展開、企業の皆様からお取引先への共有をしていただけますと幸いです。
【お願いしたい取組例】
- 1.交通量の抑制のための取組例
- ・複数荷主の連携による倉庫の共同使用、共同輸配送
- ・テナントビル等における集配業務の共同化
- ・分散している複数荷主の物流拠点の統合による輸送網の集約
- ・静脈物流の集約・効率化
- ・輸送頻度の削減 等
- 2.交通量の分散化・平準化のための取組例
- ・十分なリードタイムでの発注による柔軟な輸配送時間帯の設定
- ・十分なリードタイムでの発注による柔軟な輸配送ルートの設定
(首都高速道路や都心に向かう一般道を使用しない輸配送ルートの設定) - ・オフィス移転等大規模な物の移動が伴う作業の大会期間外への変更
- ・セール等販売促進企画の大会期間外への変更
- ・在庫調整による輸配送日の平準化
- ・付帯作業見直しや検品作業の簡素化による納品時間の短縮、輸送の効率化
- ・セール等販売促進企画の大会期間外への変更
(渋滞が予想されるエリアへの配送について、拠点の変更や複数拠点からの配送等) - ・納品時間の夜間への変更 等
- 3.その他
- ・特に渋滞が予想されるエリアにおいては、トラックの公道待機などによる渋滞悪化を防止するため、可能な限り「駐車スペースの確保」「スムーズな荷物の受け渡し」にご協力ください。

「物流に関わるご協力のお願い」発出文書についてのご案内
業界団体様におかれましては、会員企業の皆様への展開をお願いいたします。
企業の皆様におかれましては、お取引先への共有をお願いいたします。
大会に向けた本件について、説明のご要望がある場合には、下記連絡先まで、
ご連絡ください。
<連絡先>
東京都オリンピック・パラリンピック準備局大会施設部輸送課
S1050504@section.metro.tokyo.jp
TEL:03-5320-7732

中小企業・商店街の皆様
「2020 物流 TDM 実行協議会」とは、東京都が東京2020大会に向け、中小企業の物流対策促進を主な目的として発足した組織で、関係行政のほか、中小企業の団体、トラック協会などが参加しています。