ボート

オリンピックのボート競技を紹介します。

ボート競技は、個人または複数の選手が力を合わせ、2,000メートルの距離を漕(こ)ぐ競技です。最高時速はマラソンランナーと同程度の約20キロメートル。持久性と瞬発性の両方が求められます。
屋外競技なので、風向きなどの自然条件や天候に左右されやすいところもあり、そこがボート競技の難しさであるともいえます。
オリンピック種目となったのは1928年の第9回アムステルダム大会からで、1976年の第21回モントリオール大会から女子が加わりました。
種目は、選手1人が片舷1本のオールを扱う「スウィープ」と、両舷に1本ずつ計2本のオールを扱う「スカル」に大別されます。また、漕手(そうしゅ)のほかに艇の舵を操るコックス(舵手(だしゅ))が乗っているか、いないかによっても種目が分かれます。1996年のアトランタ大会からは、体重制限のある軽量級種目も加わり14種目となりました。

日本のみなさんが元気になれるレースを

榊原選手

榊原選手
(c)佐々木正平

日本では、2020年東京大会に向け、アジア予選で優勝し、ロンドン大会に出場した榊原春奈選手をはじめ、若手の成長に大きな期待が寄せられています。

榊原選手は、「日本のみなさんが元気になれるレースをお魅せします!」と意気込みを語っています。

2020年東京大会において大きな活躍が期待される日本選手を、皆さんぜひ応援して下さい。

(広報東京都平成26年9月号掲載)

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