ラグビー

今回は、オリンピックのラグビーを紹介します。

ラグビーは、英国のイングランドが発祥で、楕円形のボールを奪い合って、ボールを前に落とさず、後ろに投げながら相手陣のゴールまで運ぶ競技です。H型のポールに蹴り入れても得点になります。

ラグビーがオリンピック正式競技となったのは、1900年パリ大会です。15人制と7人制(セブンズ)がありますが、リオ2016大会から、7人制が正式競技として実施されます。
7人制は、15人制と同じフィールド(68~70m×94~100m)を使い、7分ハーフで14分間の試合を行います(決勝戦は10分ハーフ)。広いフィールドを少ない人数でカバーするため、ボールが大きく動き、スピードと俊敏性、ハンドリングスキルが勝敗の鍵となります。

チームの目標はメダルの獲得

豊島翔平選手

日本ラグビーフットボール協会提供

東京都出身の男子セブンズ日本代表の豊島翔平選手は、東京2020大会への意気込みについて、「チームの目標はメダルの獲得。個人としてもメダル獲得はもちろん、海外の同じポジションの選手を相手に自分がどれだけ張り合えるかが楽しみです。セブンズの魅力は『スピード』。ラグビーのルールは難しいと思われがちですが、セブンズはトライシーンが多くとてもエキサイティングなスポーツです。セブンズ独特の雰囲気も味わっていただければ」と語っています。

2019年には日本でラグビーワールドカップが開催されます。2019年、2020年と大きな世界大会が日本で開催されるラグビーに、皆さんぜひ注目してください。

(広報東京都平成28年6月号掲載)

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