ウエイトリフティング

オリンピックのウエイトリフティングを紹介します。

ウエイトリフティングは、いかに重いバーベルを頭上まで挙げるかというスポーツです。体重別に男子は8階級、女子は7階級に分かれています。
挙げ方は両手でバーベルを一気に頭上まで挙げる「スナッチ」と、肩の高さまで一度挙げて静止し、次いで頭上へ挙げる「クリーン&ジャーク」があり、競技者はおのおの3回ずつ試技を行い、それぞれの挙げ方のベスト重量の和で順位を競います。
1896年にアテネで行われた第1回オリンピックでは、男子の片手ジャーク、両手ジャークの2種目が体操競技の一部として行われました。その後、1920年のアントワープ大会で初めて単独正式競技となり、片手ジャーク、両手ジャーク、片手スナッチの3種目に増えました。女子は1987年から世界選手権が開始され、2000年のシドニー大会で正式種目となりました。
現在、日本では、ロンドン大会48キログラム級銀メダリストの三宅宏実選手をはじめ、昨年の世界選手権で7位入賞を果たした糸数陽一選手など、若手の成長にも大きな期待が寄せられています。

リオデジャネイロと東京の2大会連続でメダルを狙います

糸数選手

糸数選手
写真提供:日本ウエイトリフティング協会

糸数選手は、「ウエイトリフティングは1キログラム多く挙げただけで成長したとわかる競技。自分の成長がひと目で、また体で感じられることが魅力です。今後は安定した成績を残し、リオデジャネイロと東京の2大会連続でメダルを狙います。みなさんの声援を力に変えられるように頑張ります」と語っています。

2020年東京大会において大きな活躍が期待される日本選手を、皆さんぜひ応援して下さい。

(広報東京都平成26年7月号掲載)

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