ボクシング

今回は、オリンピックのボクシングを紹介します。

ボクシングは、1904年セントルイス大会からオリンピックの競技種目となり、2012年のロンドン大会からは女子ボクシングも正式種目に採用されました。
競技は、体重別に階級が分かれ、勝ち抜きトーナメント方式で行われます。1試合につき1ラウンド3分間を3ラウンド行います。勝敗の決着方法は、5人のジャッジの得点で判定される「ポイント」の他、「レフェリー・ストップ・コンテスト」「アバンダン」「ノックアウト」「失格」などの種類があります。
拳にグローブを着用しパンチのみを使って攻撃しますが、攻撃できる範囲は、相手の上半身前面と側面のみに限られます。この限られたルールの中で相手の隙をどう突くか、どう打ち崩して相手を倒すかに注目して試合を観るとボクシングがより楽しめます。

プレッシャーに負けない精神で、金メダルを

写真提供 日本ボクシング連盟

写真提供 日本ボクシング連盟

日本ボクシング連盟の森坂嵐選手は、東京2020大会への意気込みについて、「私は、リオ・デジャネイロオリンピックに出場しました。初めてのオリンピックの舞台で、緊張やプレッシャーで自分の納得する動きができず負けてしまいましたが、東京2020オリンピックでは国際大会の経験を積み、プレッシャーに負けない精神を身につけ金メダルを獲得したいと思います」と語っています。

大きな活躍が期待される日本代表選手を、皆さんぜひ注目してください。

(広報東京都平成30年2月号掲載)

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