水泳

今回は、オリンピックの水泳を紹介します。

オリンピックの水泳は、競泳、マラソンスイミング、飛込、水球、アーティスティックスイミングに分かれます。 競泳は、自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライといった泳法で、一定の距離を泳ぎ、タイムを競う競技です。第1回の1896年アテネ大会から行われており、オリンピックでは大変人気の高い競技です。
2008年北京大会から正式種目として採用された10キロメートルマラソンスイミングは、海や川、湖などプール以外で行われます。
飛込では、飛び出しからわずか2秒弱という時間で多彩な技を繰り出し、その評価点を競います。ダイナミックな技から全くしぶきを上げずに入水する演技は、美しく、観客を魅了します。
水球では、7人で構成された2チームがプール内に作られたコートの中で、試合中一度も底に足をつけずに泳いだまま、ゴールにボールを入れあい、得点を競います。激しい接触は「水中の格闘技」と称されるほどです。
30年4月にシンクロナイズドスイミングから名称変更されたアーティスティックスイミングでは、曲に合わせてさまざまな動きを行い、技の完成度や同調性、表現力などを競い合います。各国・各地域が民族性に富んだ構成・音楽で披露する演技の個性的な美しさも見どころです。

皆さんにパワーを送れるようなレースを

池江選手 写真提供 文藝春秋

写真提供 文藝春秋

東京都出身の池江璃花子選手は、「母国開催の東京2020オリンピックでは、今までやってきた練習の成果を発揮し、皆さんにパワーを送れるようなレースをしたいです。水泳は、先にタッチをすれば結果とタイムが出る分かりやすいスポーツなので、見ていて飽きず面白いです」と語っています。 大きな活躍が期待される日本代表選手に、皆さんぜひ注目して下さい。

大きな活躍が期待される日本代表選手を、皆さんぜひ注目してください。

(広報東京都平成31年1月号掲載)

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