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東京2020パラリンピック競技大会
閉会式後の知事コメントについて

本日、東京2020パラリンピック競技大会の閉会式が開催されました。
これを受けまして、知事のコメントを下記のとおりお知らせします。


■ 東京都知事 小池 百合子

 本日、オリンピックスタジアムにおいて東京2020パラリンピック競技大会の閉会式が開催されました。8月24日に開会したパラリンピックが終了し、約1カ月に渡り開催されてきた、東京2020大会がフィナーレを迎えました。

 2013年9月7日、東京が開催都市として決定されてから、約8年間、招致活動の期間から数えますと10年を超える月日を重ね、長きに渡り、東京2020大会の開催のため、多くの方にご支援・ご協力いただきました。

 都民・国民の皆様はじめ、コロナ対策に携わっておられる医療従事者の皆様、大会時に円滑な輸送にご協力いただいた各企業や経済界の皆様、大会を支えてくださったボランティアの皆様、都内、全国の自治体の皆様など、大会に関係していただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。

 東京2020大会は、コロナ禍において、1年延期、無観客という、これまで経験したことのない状況下においての開催となりました。このような中で、関係する全ての方が、安全安心な大会の成功に向けて力を尽くし、数多くの困難を乗り越えてまいりました。
 
 特に、見えない敵に屈することなく、挑戦するアスリートの姿は、世界中の人々に勇気と希望をお届けしたことでしょう。そして、アスリートの姿からは、あきらめなければ夢は実現するという、信じることの大切さや素晴らしさを、感じていただけたに違いありません。

 大会は、スポーツが持つ無限のパワーや、人々が支えあい助け合うことで生まれるエネルギーなど、多くの力を発揮し、成功へとつながったと感じております。

 さらに、二度目の夏季パラリンピックでは、ハード・ソフト両面でのバリアフリーの徹底や、誰もが支えあうソーシャル・インクルージョンの推進など、共生社会への取組を前進させました。

 大会の成功により、その後の東京・日本がどのように変わっていくのか、世界中が注目しています。東京は、東京2020大会のレガシーを持続的な回復、「サステナブル・リカバリー」に繋げ、大会の新たなモデルを示すべく、力を尽くしてまいります。引き続き、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。