ゴルフ

ゴルフ

【概要】
18ホールをいかに少ない打数(ストローク)で終了するかを競う競技です。一般的な規定打数は72ストロークです。
風などの自然やコースとの戦い、自己との戦いと非常にメンタルなスポーツと言えます。

団体戦(1チーム4名)
「体操競技 Artistic Gymnastics」「新体操 Rhythmic Gymnastics」「トランポリン Trampoline Gymnastics」の3種別に分けて競技を行います。

4日間で72ホールのストロークプレーで行い、4日間で1位タイが2名以上いた場合は3ホール(予定)のプレーオフ(延長戦)でメダルを争います。

ここがポイント!

ゴルフコースではホールごとに状況が異なり、バンカーや池などハザード(障害物)も選手を苦しめます。自分自身の経験やコンディション、技量を頼りにショットを行うため、心の揺れがスコアに表れやすいのも競技の特徴です。コースの状況に応じて、ウッドやアイアン、パターといわれるクラブを使い分ける選手の技術が見どころです。
世界ランキング上位選手の超一流の技量とハイレベルなプレーが楽しめます。

歴史

一般的にゴルフはイギリス発祥の紳士のスポーツとして知られていますが、発祥は世界各地に説があり定説がありません。しかしながら、起源にはいろいろな説があるものの、近代スポーツとしてのゴルフに発展させたのはイギリスであることに間違いないでしょう。
オリンピックでは、1900年パリ大会と1904年セントルイス大会で開催された後、長らくオリンピック競技からは除外されていました。112年ぶりに、2016年リオデジャネイロ大会で復活しました。

詳細事項

(2016年リオデジャネイロ大会種目)

男子女子
出場資格 2016年7月11日時点の世界ランキングを基に下記基準(概要)で出場資格が与えられ、総出場人数は60名です。
①1位~15位以内は1ヵ国に付き4名迄
②15位以下は1ヵ国2名迄
③上記該当者がいない場合開催国は1名
2016年7月11日時点の世界ランキングを基に下記基準(概要)で出場資格が与えられ、総出場人数は60名です。
①1位~15位以内は1ヵ国に付き4名迄
②15位以下は1ヵ国2名迄
③上記該当者がいない場合開催国は1名
装備

【クラブ】
使用できるのは、1人14本以内。ウッド、アイアンとグリーン上で使用するパターを組み合わせる。各クラブはそれぞれ想定された飛距離に応じて長さや角度が異なり、ウッドで長距離を、アイアンでは短い距離を狙う。

【ボール】
球の直径は1.680インチ(約4.2㎝)以上、重さは45.93g以下と決まっている。表面にある無数のくぼみはディンプルと呼ばれ、球の軌道を安定させる効果がある。

主なルール

用語

【主なルール】

  • 空振りした場合は、ボールがまったく動いてなくても1打と数える。
  • ボールを池に打ち込んだり、紛失したりした場合やルール違反した場合などは、ルールに定められた打数がペナルティとして加算される。

【用語】

  • パー(Par)
    そのホールの既定の打数と等しい打数でホールに入れること。
  • バーディー(Birdie)/イーグル(Eagle)/アルバトロス(Albatross)
    バーディーはそのホールの既定の打数より1打少ない打数でホールに入れること。
    2打少ない場合をイーグル、3打少ないことをアルバトロスという。
    バーディーは小鳥、イーグルは鷲、アルバトロスはアホウドリと、鳥の大きさの違いが呼び名の由来となっている。
  • パット
    パッティンググリーン上でパターを用いてボールを打つこと。

(2016年リオデジャネイロ大会時点)